腰痛でお悩みのあなたへ
2014年12月11日(木)
前回、腰痛のおおまかな分類をしてみました。
今回は、腰痛の原因についてです。
腰痛の原因もいくつかあるので
その中の1つをご紹介したいと思います。
注)今回の内容も
原因は絶対コレだ!!といっているわけではございませんよ。
考えられる原因の1つとしてお読みください。
前回も書きましたが、当店が得意とするのは
筋肉・骨格に問題がある腰痛です
そこで、まずはじめに
多くの方は気になっているのではないかと思う
『骨盤の歪み・捻じれ』について説明してみようと思います。
そもそも、ヒトの骨盤って
どーなっているかご存知ですか?
こんな感じで、
前から見ると
後ろから見ると
こんな感じです。
パーツでみると
仙骨(+尾骨)の左右に
寛骨(腸骨・坐骨・恥骨)があり
カラダの前側で左右の恥骨がくっつき(恥骨結合)
カラダの後ろ側は仙骨と寛骨がくっつきます(仙腸関節)
これが、何らかの理由で
歪んでしまったり、捻じれてしまったりしてしまいます。
こんな感じに・・・
よくあるのは、女性の方ならきっと気になったことがあるはず!
「ウエストの高さが左右違う・・・」という悩み
簡単に見ると、上の絵のようになっています
それでは、なぜ骨盤の歪み・捻じれが腰痛を引き起こすか?
と言うことですが、
その前に、骨盤の機能について説明したいと思います。
一般的?には、骨盤は
「お腹の中の臓器を保護・支持」すると説明されています。
ボクのもっている解剖学の教科書も、そのように書かれています。
しかし、大事な機能がもう一つあります。
それは
骨盤は「上半身と下半身が上手く連携して機能する」ように
つくられています。
つまり
上からの力と下からの力を
均等に流す機 能です。
歪み・捻じれがある骨盤では
なんとなく
上からの力を下に流す
下からの力を上に流す
のは難しいですよね。あきらかに無理がかかります。
時間が経つにつれ、
関節に負担がかかり
また、
その周りの筋肉や組織に負担がかかって行きます。
つまり、この骨盤周りだけ見ても
腰痛や
股関節が痛くなってしまう
と言うわけです。
なので、まず
骨盤の歪み・捻じれを解消し
上半身と下半身が上手く連携して機能するように
整えていくことが
腰痛解消につながっていくことが
なんとなく
理解できますね?
次回は、
もう少し、骨盤の機能について掘り下げてみたいと思います。