腰痛でお困りのあなたへ④
2015年02月08日(日)
~ぎっくり腰になったときの対処法~
腰痛のかた・・・
ひょっとして経験あります??
『ぎっくり腰』 😯
ネットで探せばいろいろなところで書いてありますが、私も便乗させていただきます。
『ぎっくり腰』とは何ぞや??
って言うところは、とりあえず置いといて
イザっ、なってしまったときどうするかです。
基本的な流れは
「RICE(ライス)処置」
これはあくまでも、病院などに行くまでの間に行う応急処置です。
ちなみに、この処置はぎっくり腰以外にも、「捻挫・打撲」など様々なケガの対処法にもなるので、知識として知って置かれると便利です。
*ただし、『意識がはっきりとしない・頭・首・背中などのケガ・大量出血・脱臼・骨折など』重傷なときは、すぐに病院へ搬送してもらいましょう。
それではRICE処置です。これは4つの処置の頭文字をとってあります。
①R(Rest)=安静
②I(Icing)=冷却
③C(Compression)=圧迫
④E(Elevation)=挙上
この4つの処置を行うのですが、
「ぎっくり腰」の場合は
①R(Rest)=安静
動くと痛いので、無理をせずリラックスできる状態で安静にしておきます。
②I(Icing)=冷却
安静した状態を保ちつつ、痛みのある場所を冷やします。
方法としては、氷嚢・アイスノンなどです。
ぎっくり腰の場合は基本この2つをまず行いましょう。
もし、ご家庭にあるのであれば、冷却をしたあとで「シップ」を張りましょう。
ポイント
ポイント①
安静になることが一番です。
ぎっくり腰になったら、あなたはもうりっぱなケガ人です。
無理はしないほうが良いですよ。
ポイント②
冷やしすぎにはご注意を!
ただ、冷やせば良いってもんじゃ~ございません。冷やしすぎた場合意、
『凍傷』になる危険があるので、氷嚢・アイスノンなどをタオルで包んだりして、ジンワリ冷やしましょう。
目安は1回あたり、15分程度。コレを1日に何回か分けて行います。
痛いからと言って、ずーっと冷やしっぱなしはやめましょう。
必ず、休憩時間を入れましょう。
ポイント③
シップは「冷感・温感」どちらかと言えば
「冷感」を使います。
シップの使い分けは諸説ありますが、ぎっくり腰など急な痛み・ケガの
場合は「冷感シップ」を使うのを勧めます。
シップにもいろいろあります。効果の持続時間を確認し定期的に張替えるいいでしょう。
皮膚の弱い方もいらっしゃると思いますので、やはり張りっぱなしはちょっと・・・
と思います。
2~3日は、安静・冷却・シップをしていると、痛みが軽減されてきますので、
「ちょっとは動けるようになったかな?」と言う状態になります。
途中で、余裕があれば病院などへ受診しましょう。
ここでも、無理は禁物です!!日常生活・仕事に戻られるのはまだ早いです。
腰痛の延長線と思わないで、実は「ヘルニア」?なんてこともあるので、一度病院で見てもらいましょうね。
もし、コルセットなどお持ちであれば、
コルセットをはめるだけでも、多少痛みが軽減されます。
コルセットが無い場合、「さらし」を使う場合もありますが、
これは少しテクニックが必要ですので、
お近くに「さらし」を使うやり方を知っている人がいらっしゃったら聞いてみてください。
③C(Compression)=圧迫
④E(Elevation)=挙上
はぎっくり腰のときは・・・出来ません。
ちなみに、どのようなとき行うかと言うと、
『捻挫・打撲・肉離れ』などをしたときは、よく行います。
皮膚から血が出ていなくても、皮膚の下では血管が切れている場合があります。
内出血ってヤツですね。
プラス「炎症」も起こっているので、
圧迫・挙上をして上手く炎症と出血をコントロールしていくわけです。
これらを踏まえて、ご家庭にあったらいい物は
○氷&アイスノン 何かにつけて便利です。
○シップ
○包帯(太さも何種類かあると便利です)
圧迫するだけでなく、場所によっては、患部にアイスノンを固定すると
きに、とりあえずグルグル巻き付けることが出来ます。
一度、ご家庭にあるかチェックしてみてくださいね。
今回のまとめ
もし、ぎっくり腰になったら
①安静を保ちましょう
②冷やしましょう
この2つです。