腰痛でお悩みのあなたへ ⑦

2015年05月19日(火)

まず、自分で出来ることをやってみよう。

 

さてさて、前回は「腹式呼吸」についてでしたが、

みなさま、いかがですか?

毎日、継続して出来ているでしょうか?

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「継続は力なり!!」ですよ!

 

今回は、前回の続きです。

腹式呼吸に、ちょっと“ひと手間”入れてみましょう。

今回は「逆腹式呼吸」です。

 

これをすると、なにが良くなるか?

 

・腹圧が高まる

・胸郭を柔軟にする

・・・2つだけ? 🙄 

っと思わないでください。

この2つでも十分カラダにとって良いことがあります。

ひょっとしたら、前回の腹式呼吸のとき“??? 😯 ”ってなった方がいらしたら、今回の逆腹式呼吸で、

問題が解決できる可能性があります。

???ってなった方は

「息を吸ったとき、お腹が膨らまない」

「息を吸ったとき、お腹が凹んでるような気がする」

このようなお方・・・

少し呼吸のエラーパターンが入っています

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なぜエラーパターンになったのか?

いろいろありますが、

胸郭がガジガジに固い方が多い!

 

本来、呼吸時は肋骨が柔軟に動いているはずですが、

ココが硬くなることで、

肩を使って、胸の上側で呼吸しているため、

胸の下側~お腹

背中の下側~腰

が非常に硬くて動きにくいからです。

 

だから、上記のようなエラーパターンで悩んでしまいます。
(普段から呼吸が浅かったりしませんか?)

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それでは、実践です

 

ポジションは腹式呼吸のときと同じでOKです。

とりあえず、息を軽く吐いた状態から

①鼻から息を吸います。このとき、お腹の上側(鳩尾)を凹ましながら吸いましょう。

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②口から一気に吐きましょう。なんのためらいもなく「ップハ~」と吐いてOKです。

 CIMG1216 - コピー

このとき、お腹が自然の状態に戻します。

これを繰り返しやってみましょう!

 

ポイント

息を吸うとき、“お腹の上側(鳩尾)”の動きに意識します。ココをしっかり凹ましましょう。

慣れてきたら、両手の手の平を肋骨の下側にあて、

息を吸ったとき、ココが“横”方向に広がるか?

確認してみてください。

一応、ココ・・・

普段の呼吸時にも“横”に広がるように、人のカラダはつくられています。

 

ここまで、出来たら

前回の腹式呼吸をもう一度やってみてください。

上手くできていたら、前回よりもやりやすくなっているはずです。

ちなみに、

この胸郭を柔軟にし、ストレッチとかを入れてあげると

腰痛の辛さも軽減される方がいます。

もし、やってみよう!と思われるなら、

カラダをひねるストレッチ+呼吸

カラダの横を伸ばすストレッチ+呼吸

など、アレンジは自由ですが、ためしにやってみてください。

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