腰痛でお悩みのあなたへ⑧
2015年09月09日(水)
もしかすると、あなたの腰痛はココが原因?
腰痛を少しでも良くしようと思って
朝起きてストレッチ
夜寝る前ストレッチ
していても、なかなか改善されない方いらっしゃいませんか?
来店される方も意外と多いのですが、
ひょっとして、
カラダをひねったり、
腰を曲げたり伸ばしたり、
“腰”中心のストレッチばかりしていませんか?
そのような方は、少し視点を変えてみるといいかもしれません。
腰が痛いからといって、腰に原因があるとは限りません。
むしろ、
腰は【犠牲者】になっている場合がほとんどです。
つまり、カラダのどこか他の部分が上手く機能しなくなったことにより、
腰が代わりにそこの機能を補っているパターンです。
これが長期間続いたため、腰に痛みなどの不調があらわれるんです。
じゃ~、それはどこ?
ってなるんですが、コレは人によって様々です。
細かくあなたのカラダを評価する必要がありますが、
「そんなのイチイチ見てもらう時間がないよ!」と言われる方
メジャーなポイント1つ教えます。
今回、見るべき場所はズバリ!!
骨盤?と思われたかもしれませんが、
[股関節]です!!
本来、骨盤から評価していくとスムーズなんですが、
最近では骨盤の歪みを改善する方法はたくさん出回っているので、
方法などは、そちらにお任せします。
もし、骨盤の調整ができていて、
それでも、腰痛がなかなか改善しない
ご家庭で「何とか腰痛を改善したい!」
と思われているなら、
この股関節を見てみるとイイ結果が得られるかもしれません。
一応、股関節ですが、
動きとして、
足を
前にあげる&後ろに引く
横に広げる&閉じる
左右に捻る
っといった動きをします。
あくまでも参考の数値ですが
足を前に挙げるときの股関節の角度は
125°
足を後ろに引くときの股関節の角度は
15°
足を横に広げるときの股関節の角度は
45°
足を閉じるときの股関節の角度は
20°
股関節を捻ったときの角度は
左右それぞれ、45°
という参考数値があります。
年齢などにもよりますが、あきらかにこの数値に達していない場合は、
股関節の動きが悪くなっている可能性があります。
===================================================
アレっ?? 写真の動きが違う・・・と思われた方へ
『捻る』運動は股関節から見ると、上の写真と同じ動きなんです・・・
角度を調べるときは、本来
仰向けで寝転んで計測しますが、今回は
無理やり立った状態の画像を使いました・・・。
====================================================
つまり、
股関節が上手く動けない
⇓
腰が代わりに動く
⇓
腰の使いすぎ
⇓
腰が痛い
となるわけです。
なので、股関節、とくにお尻周りの筋肉を柔軟にしておくと、
腰痛に対してイイ結果が得られる可能性がありますよ!
方法は・・・
これまた、いろんなところで
素晴らしい方法がたくさん紹介されています。
参考にしてみてください。
「継続は力なり」です。
ご自分で何とか腰痛を改善しようと思えば、
継続して行うことが大切です。
1日5分でもいいので続けて行ってください。
でも、せっかくなので・・・
当店では簡単なやり方としてご紹介していることの1つに次のような指導をさせていただいています。
【足のワイパー運動】
〈やり方〉
寝そべってもOK
座って、足を伸ばしてテレビを見ながらでもOKです
踵を軸に左右フリフリしちゃってください
注意点としては
“フリフリ”の動きが【股関節】に伝わっていること!です。
簡単なのでやってみてください。
上の写真は右足だけでやっている例です。
*股関節に対するアプローチはまだ他にもあります。
全ての方がこのやり方で改善するものではありません。
そこは、実際見て評価しながら行いたいところです。
それでも、
“やっぱりダメだった・・・”
“少しはよくなったけど、またぶり返す”という方、
当然、いらっしゃると思います。
そのような場合は、
股関節の動きは大丈夫でも
股関節以外に動きの悪い場所がある可能性があります。
なので、あせらずに一つ一つあなたカラダのウィークポイントを探していきましょう。
コレについてはまた日を改めて記入したいと思います。